公益財団法人五島記念文化財団

優れた人材の発掘と育成を通じ豊かな社会の実現のお役に立ちたい

海外研修成果発表のご紹介

石田尚志 美術新人賞研修帰国記念 

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石田尚志 美術新人賞研修帰国記念 の模様 本展は、タカ・イシイギャラリーと五島記念文化財団による共催となります。タカ・イシイギャラリーでの二度目の個展となる本展では、波のように増殖する有機的な線を一コマずつ描いては撮る手法で「映像」に変貌させるドローイングアニメーションによる最新作品を展示致します。今回の作品では、コンクリートの壁と床にチョークでドローイングが描かれ、そしてそこに水が撒かれてチョークの線が消えてゆき、撒かれた水もまた乾いて消えてゆく、その反復するイメージが描かれています。コンクリートの壁と床に対して、定着ができない素材が使用されていることで、生成し消滅していくイメージの連鎖がよりいっそう浮き上がります。またこれは、石田の五島記念文化財団の助成によるカナダとイギリスでの滞在中に制作された「リフレクション」の対となる作品でもあります。「リフレクション」がそうであったように、スタジオ内の人工の照明ではなく、制御のできない自然光を取り入れることによって、ドキュメンタリーとしての側面に対しても新たな冒険がなされています。

これまで石田は、「部屋/形態」(1999年)、「椅子とスクリーン」(2003年)、「海の壁 生成する庭」 「海の映画」(2007年、横浜美術館公開制作)、「リフレクション」(2009年)、「白い部屋」(2012年)などのドローイングアニメーション作品において、おもに絵具を使用していましたが、チョークを使った試みは今回の作品が初めてとなります。そして、水で描くという行為は、東京都現代美術館で展示された沖縄の浜辺に絵を描くドキュメンタリー「浜の絵」(2011年)や、夏のコンクリートの地面に即興で絵を描いていた「夏の絵」(2010年)などの作品で試された技法であり、その発展といえるでしょう。また、原稿用紙に描かれたドローイングを透過光で組み合わせる極めて実験的な新作もあわせて発表致します。

「燃える椅子」は、これまでの作品のなかでもっとも夢の領域に近づいた仕事だと感じている。「リフレクション」が昼の絵画だったとすると、これは夜の絵画だと思う。

石田尚志

石田尚志 プロフィール

日時平成25年10月26日(土) ~ 11月22日(金)12時~19時
日・月・祝日休館
場所タカ・イシイギャラリー (東京・清澄)
住所: 〒135-0024 東京都江東区 清澄1-3-2 5F
電話: 03-5646-6050
URL www.takaishiigallery.com/

 

平成25年度 海外研修成果発表のご紹介

市川裕司(美術) 日本画
日時(1) 平成26年3月24日(月) ~ 4月5日(土)
(2) 平成26年3月29日(土)~4月6日(日)
場所(1) コバヤシ画廊 (東京・銀座)
(2) スパイラルガーデン(東京・南青山)
澤拓(美術) 現代美術
日時平成26年1月18日(土) ~ 3月30日(日)
場所東京オペラシティ アートギャラリー (東京・西新宿)
石田尚志(美術) 現代美術(映像)
日時平成25年10月26日(土) ~ 11月22日(金)12時~19時
場所タカ・イシイギャラリー (東京・清澄)
岡田尚之(オペラ) テノール
日時平成25年7月5日(金)
場所浜離宮朝日ホール(東京)
宮永愛子(美術) 現代美術(彫刻)
日時平成25年6月12日(水) ~ 8月3日(土)11時~19時
場所MIZUMA ART GALLERY(東京)
笛田博昭(オペラ) テノール
日時(1) 平成25年5月31日(金)
(2) 平成25年6月14日(金)
(3) 平成25年6月23日(日)
場所(1) 宗次ホール(愛知)
(2) 浜離宮朝日ホール(東京)
(3) 南魚沼市民会館 大ホール(新潟)

 

五島記念文化財団では、「優れた人材の発掘と育成を通じて真に豊かな社会の実現にお役に立ちたい」という五島会長の遺志を継承し、芸術文化の分野の発展、向上に資するため、有能な新人及び地域において創造的で優れた芸術(主にオペラ並びに美術)活動を行っている方々の顕彰助成を行っております。