公益財団法人五島記念文化財団

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海外研修成果発表のご紹介

佐藤美晴 オペラ新人賞研修帰国記念 演出

佐藤美晴の成果発表の模様はこちらをクリック

佐藤美晴 オペラ新人賞研修帰国記念 演出 の模様 このたび、海外研修成果発表として、モーツァルト「魔笛」を日生劇場にて演出することとなりました。まもなくリハーサルが始まります。研修を通して学んだこと、この何年か自分が考えてきた想いは、自然と舞台の上に浮かび上がってくることだろう、それを楽しみにして、力を尽くして臨みたいと思います。

今回の上演にあたり、「魔笛」という作品を新演出で作ることの意味について考えてまいりました。海外研修中も、ロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)にて、サイモン・マクバーニー演出、英語による「魔笛」新制作に携わりました。そこでは演出が持つ、限りない可能性やその幸福感を毎日浴びました。「魔笛」という作品は、初演以来、暗い時代も幸福な時代も、さまざまな形で上演されていますが、それほどこの「魔法の笛」が愛されてきた理由は、この作品には、やはり光、魔法、夢といったようなものが存在しているからなのだと思います。

海外研修を思い出すと、つい夢物語のように振り返りたくなるのですが、海外研修では、実際に夢が現実になる奇跡のような、魔法のような瞬間が何度もありました。

私の海外研修は、ロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラにて、   ヴォーン・ウィリアムズ作曲のオペラ「天路歴程 The Pilgrim’s Progress」の演出研修からスタートしたのですが、このプロジェクト自体、私にとって  奇跡のかけらが寄り集まったようなものでした。もっとも尊敬する演出家の 笈田ヨシさんの元でこの作品に携われたことも、学生時代から勉強してきた 英国オペラにじっくり取り組めたことも、信じられないほどに大変幸運なことでした。そして、このオペラのストーリーは、研修中の自分自身の旅路とも重なりました。主人公の巡礼者は様々な場所を訪れ、人と出会うことで、己の道を見つけていきます。このオペラの音楽は、研修期間中も、現在も、常に自分を励ましてきました。

研修という旅を終えて帰国した今、成果発表公演「魔笛」を、子どもの頃から憧れの場所だった日生劇場で上演できる喜びに辿り着きました。この先もまだ長い道のりですが、これからも旅を続けていきたいと思います。

佐藤美晴

佐藤美晴 プロフィール

佐藤美晴 演出

日時6月16日(土)6月17日(日)
開演・開場13:30/13:00
場所日生劇場
チケット日生劇場:03-3503-3111
二期会チケットセンター:03-3796-1831
チケットぴあ:0570-02-9999/Pコード348-488
イープラス
入場料S席/9,000円
A席/7,000円
B席/5,000円
学生席/3,000円
主催・企画・制作公益財団法人ニッセイ文化振興財団【日生劇場】
協賛日本生命保険相互会社
後援東京都
助成公益財団法人五島記念文化財団
台本エマヌエル・シカネーダー
作曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
指揮沼尻竜典
演出・上演台本佐藤美晴
管弦楽新日本フィルハーモニー交響楽団
合唱C.ヴィレッジシンガーズ
配役
ザラストロデニス・ビシュニャ伊藤貴之
タミーノ西村悟山本康寛
パミーナ森谷真理砂川涼子
夜の女王中江早希角田祐子
パパゲーノ石野繁生青山貴
パパゲーナ梅津碧今野沙知恵
モノスタトス大川伸之小堀勇介
侍女Ⅰ髙橋絵理田崎尚美
侍女Ⅱ吉田珠代澤村翔子
侍女Ⅲ中島郁子金子美香
童子Ⅰ安齋里江盛田麻央
童子Ⅱ松原典子守谷由香
童子Ⅲ藤井麻美森季子
弁者&僧侶Ⅰ福島明也山下浩司
僧侶Ⅱ新海康仁清水徹太郎
武士Ⅰ伊藤達人二塚直紀
武士Ⅱ北川辰彦松森治
スタッフ
ドラマトゥルク長島確
美術池田ともゆき
照明伊藤雅一(RYU)
衣装武田久美子
ヘアメイク橘 房図
映像須藤崇規
舞台監督幸泉浩司、井坂舞(アートクリエイション)
合唱指揮田中信昭
演出助手手塚優子、平戸麻衣
副指揮大川修司、鈴木恵里奈、キハラ良尚
コレペティトゥア平塚洋子、高橋裕子、渡辺治子

 

平成30年度 海外研修成果発表のご紹介

青山貴(オペラ) バリトン
日時2018年7月20日(金)
場所サントリーホール ブルーローズ
佐藤美晴(オペラ) 演出
日時平成30年6月16日(土)~6月17日(日)
場所日生劇場

 

五島記念文化財団では、「優れた人材の発掘と育成を通じて真に豊かな社会の実現にお役に立ちたい」という五島会長の遺志を継承し、芸術文化の分野の発展、向上に資するため、有能な新人及び地域において創造的で優れた芸術(主にオペラ並びに美術)活動を行っている方々の顕彰助成を行っております。